2008年04月21日
文化のみち
桜山の北東、名古屋城から東区の白壁地区を中心に徳川園にいたる「文化のみち」を紹介します。
今回は、高校時代からの旧友と母校の近くを通り、昔は自転車で走った街並みを辿ってみました。今では、「文化のみち」と呼ばれる地域です。起点は、地下鉄名城線「市役所駅」の出口です。
高校時代にはよく走った、名古屋城の周りをまず歩きました。この日は、まだ、しだれ桜がきれいでちょっと遅めの桜が楽しめました。(2008年4月13日撮影)
名古屋城から母校を通り、当時は裁判所で、今は「名古屋市市政資料館」となっている建物の前を通ります。当時と変わらぬ姿が懐かしいです。ネオ・バロック様式のレンガ造りです。
途中、故春田鉄次郎邸(現在は一部レストラン デュポネ)のレストランで食事をし(レストランは後日掲載予定)、上の写真の「旧豊田佐助邸」を見学した後、「文化のみち二葉館」と呼ばれる旧川上貞奴邸へと回りました。
「旧川上貞奴邸」は、平成17年に移築・復元された建物ですが、和洋折衷の建物で、右の写真は、暖炉とステンドグラス、螺旋階段のある洋間を復元したものです。
最後に見た建物は、旧井元為三郎邸で「撞木館」と呼ばれています。やはり和洋折衷の建物で、現在は名古屋市の有形文化財に指定されています。
今回は、個人的な思い出も含め、ゆっくりと「文化のみち」を歩いてきました。大正末期から昭和の初め頃に建てられた建物が多く存在するこの地区で、当時流行したと思われる和洋折衷の文化を楽しむ事が出来ます。皆さんも是非、ゆっくり散策されると良いと思います。
<文化のみち二葉館(旧川上貞奴邸)>
住所:名古屋市東区撞木町3-23
TEL:052-936-3836
開館時間:午前10時〜午後5時
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始
<文化のみち撞木館>
住所:名古屋市東区撞木町2-18
TEL:052-939-2850
開館時間:午前10時〜午後5時
休館日:月・火・水曜日、月曜日が祝日又は振替休日の 場合は開館、年末年始
「名古屋市文化のみち」の詳しい説明はこちらへ
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この記事へのコメント
私も名古屋の歴史と文化に興味がありますので、「文化のみち撞木館」で行われたイベントや「文化の日のイベント」に参加したことがあります。
http://plaza.rakuten.co.jp/nagoyajyo/diary/200511230000/
http://plaza.rakuten.co.jp/nagoyajyo/diary/200511030000/
奇跡的に戦災を逃れたこういう古くからの街並みは、ずっと保存されていってほしいものですね^^
名古屋の歴史と文化のある街をゆっくり歩けて、個人的な懐かしさもあり楽しかったですね。
大正〜昭和初期の建物の保存は大変だと思います。
私の生家も昭和の初めに建てられた家ですが、そろそろ・・・・。
コンクリート造りのビルが乱立するのも寂しい街並みですが、新しい時代への変化は本当に難しいですね。